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岡崎製作所

Promass 80F
シース測温抵抗体
レジオパックとはシース測温抵抗体の商標でその構造はステンレス鋼細管(シース)と導線および測温抵抗素子(CERACOIL)との間を無機絶縁物(酸化マグネシウムMgO)で強固に充填絶縁したものです。これをベースに用途に応じて種々のバリェーションで構成することができます。一般形(保護管形)測温抵抗体に比べ、数多くの優れた特徴を持っています。

白金測温抵抗体の原理
一般に金属の電気抵抗は温度により変化します。中でも白金は、この関係が他の金属に比較して直線的で温度係数も大きく、温度測定用に適しています。また、科学的、物理的にも優れた特性を持っており、工業的に高純度のものが得られやすく温度測定用抵抗素子として長期間安定して使用することができます。特性はJISその他、外国規格などでも規格化されており、精度の高い温度測定が可能です。

特徴

広い応用範囲
外径が細いため、小さな測定物の温度も測定でき、-200~+500度までの広い温度範囲に使用できます。

高応答性
細管形のため、その熱容量は少なく、微小な温度変化にも敏感で迅速な応答が可能です。

取扱いが用意
曲げ加工が容易(最少曲げ半径はシース外径の2倍)なため屈曲の多い箇所へも現場で簡単に取り付けができます。
(但し、先端70mmを除く)

長寿命
従来の測温抵抗体に比較してRESIOPAKシース測温抵抗体の導線、抵抗素子は化学的に安定な酸化マグネシウムで絶縁され気密が保たれているため経年変化、断線等に対して長寿命です。

機械的強度、耐振性が良い
振動のある箇所、侵食性雰囲気等の条件下でも使用できます。

製造可能シース外径
シース外径φ0.8mm~φ12.75mmまで制作できます。最少感温部外径はφ1.0まで制作可能です。

※上記の製品仕様は2008年7月現在のデータです。製品の仕様・製造状況は予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。
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